田舎暮らしで健康生活

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 徳島市内にある実家では、毎年年末に餅つきをする。もちろん、杵と臼で餅をつく。参加メンバーはその時々で変わってきたが、私の両親が元気なうちはずっと続くことだろう。

昔は納屋に備え付けてあったオクドさん(カマド)で餅米を蒸していた。今は裏庭で、簡易カマドで火を焚く。
洗ってザルに移した餅米を水の張った鍋に重ねて、その蒸気で蒸していく。

 蒸しあがった餅米を臼に移して、杵でつく。
つく前に、杵で練るようこねて、粘り気をだす。
三つの杵が臼の上で押しくら饅頭をしているようだ。

 餅もこなれてきたら、いよいよ、リズムよくつき始める。杵取りとつき手の息が合わないとなかなか上手くいかない。面白がって子供がやりたがるが、中途半端に力いっぱい叩く子供相手に杵取りするのは要注意。



 お餅は、片栗粉を敷き詰めたモロブタ(木の箱)の上で一臼を大きく四つくらいに分けて、それから小餅へとちぎっていく。それを丸くキレイにととのえて、出来上がり。丸めた小餅は表面が乾くまで並べておく。誰でも出来そうだが、小餅へとちぎる役は、ベテランの仕事になる。うちではいまだに95歳の古婆(ふるばあ)が一番奥に陣取って役目を果たす。

 青海苔を入れた餅は、
丸めず楕円形に伸して数日後、
包丁で薄く切っていく。
塩味がついて焼きあがると
カキモチのように香ばしい。
 参加メンバーは、8歳のひ孫から95歳の祖母と足の不自由な父を監督として加えると総勢11名、四世代の集合である。
参加メンバーはその時代の流れを感じさせる。



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